あさゆん見聞録
日々の忍者的なネタとか綴っていきます。
【夢女子注意】誕生日に神様が義丸さんをプレゼントしてくれた
- 2017/06/08 (Thu) |
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夢女子注意!!
コスプレでもなんでもない一般人とキャラクターの絡みがあります。
苦手な方、興味のない方はブラウザバックしてください。
読んでからのブーイングには一切お答えできません。
それでも楽しめるよという方のみお進みください。
朝からみんなにお誕生日を祝ってもらって上機嫌な私。
ふと思い立って、無事に生きてこられた感謝と、これから始まる新たな一年の無事を神仏に祈ることにした。
そして、お願いごとを……
特に何も浮かばない。
「あの人に現実世界で会えますように」
なんて、二次オタならではの他愛のないお願いごとを捧げてみる。
あーあ、こんなことばっかしてるから
できないのかなあ、カレぴっぴ…
今年の誕生日もひとりぼっちか~。
なんて思いながら、
お買い物をして、帰宅したのは夕暮れ時。
部屋で寛いでいると……
ゴトッ
ベランダから物音が聞こえる……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?
なんかいるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!
「いやなんで閉めるんだ」
「スンマセン、つい」
えっ、ほんとに…
義丸さん……????
ヒェ
「ホントだよ」
アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
ちーん(死亡)
聞けば、なんと彼は室町時代からはるばるやってきたのだという。
なぜかベランダに出てしまってどうしたらいいのか戸惑っていたらしい(笑)
お腹がすいた、というので、お鍋を作ってもらうことになった。(あくまで作らせる)
コンロの使い方がわからなくて、火打石でファイヤーしようとしたので、使い方を教えたらとても飲み込みが早く、早速マスターしていた。
「あの、せめてもりつけだけでもしますね……」
「ありがとう」
「ちょっ、入れすぎッス」
「多少味が濃いほうが肉体労働の後はいいんですよ」
「肉体労働なんかしないんで引きこもりなんで」
「はい、あーん」
アビャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
ちーん(死亡/2回目)
「20秒くらい白目をむいてましたが大丈夫ですか?」
「あ、はいっ、あんまりにもご飯が美味しくて!」
「それならよかった。いっぱいあるから食べてくださいね」
「あ、あの…わたしずっと義丸さんのことが……す……すきで……っ///」
「これは面白い器だ」
「全然聞いてねえ」
ご飯を作るときに汗をかいたし少し着物が汚れたとのことで、
男性ものは持っていないけれどとりあえず適当に服を用意した。
お土産で貰ったアロハだけど……
「似合う?」
「チャラいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
(のにバンダナがBLEACH)
「アロハはかっこよすぎて辛いからこっちにしましょうね」
「えー…俺さっきの気に入ってたんだけど…」
「丁度お父さんのTシャツがあったから!」
おいしい葡萄の旅
おいしい葡萄の旅
「……また笑ってない?」
「いや、ちょっと……あ、そうだキャラクターもののバンダナやめて手ぬぐいにしよっか」
原因はそこじゃねえけど
「ところでこの箱は何?」
義丸さんはテレビに興味深々。
忍たまのアニメ(録画)をつけてあげたら、「絵が動いている!」と大はしゃぎ!
義丸さんの真似もしてくれた。
「そうだ、ちょっと待っててください」
そう言って義丸さんは部屋の奥へと引っ込んでいった。
トイレかしらと思っていたら……
「誕生日おめでとう」
!!?!?!?!?!??!?!?!
「えっ、室町時代の人間がなんでケーキとか知ってるんですか」
「神様がこれ持ってけって……」
「神様!?!?!??!?!?!?」暇なの?
ケーキといったら…
好きな人との夢のケーキ入刀…
「結婚の儀式で、こういうことをやるんですけど…」
とお願いをしたら、義丸さんは笑って快諾してくれた。
「それじゃあいきますよ…!せーのっ」
「どりゃあああああああああああああああ!!!」
「覚悟しろケーキィィィィィ!!!」
って違う!!!
ケーキと戦闘してどうするんだよ!!!
義丸さんの腰の落とし方と目つきがマジだった…
「普通に切り分けますね」
「オナシャース」
やったぁ。義丸さんの切ってくれたケーキだ~!
義丸さんは初めてのケーキをとても喜んで、
「おいしいですね」
と夢中で食べていた。
wwwwwwwwwwww
「義丸さん、鼻めっちゃついてますけど…」
「えっ」
「取って……あげますね……////」
とてもスウィートな時間…///////
たくさんはしゃいで、食べて、夜も随分遅くなり、
私たちはまったりと休憩していた。
「義丸さん……私、とても幸せです」
「……私も幸せですよ」
当然のように返される笑顔
ふと不安が過ぎる。
「このまま、ずっと一緒にいてくれるんですよね……?」
「……ずっと、一緒にいたいけれど……」
そう彼が濁した言葉で、私の不安は確信へと変わる。
「今日が……誕生日が終わったら、この時間も終わってしまうんですね」
「……泣かないでください」
時計が時を刻む音がいやに響く。
ずっとこのまま世界を凍りつかせてしまいたいと、
どんなに祈っても、暇な神様は聞き入れてはくれず
6月9日が訪れる。
奇跡が終わろうとしている。
「もう行かないと」
遠い過去の時間に、彼を帰してしまえば、
もう世界中のどこに行っても会えなくなってしまう。
「きっとまた会えます。未来で待っていてください」
500年近くもの時間はあまりにも遠く、私はどうすることもできず、その言葉に頷くことしかなかった。
どうやら現代のものは過去に持ってはいけないらしい。
道理で着物とか二次元っぽいと思った
ふと顔を上げると、部屋にぽつんと残された
おいしい葡萄の旅
終
プロフィール
忍たまが大好きです。
特に六年生が好きですが、全キャラ愛してます。
ブログでの活動は、忍たま的な実習、実験、旅行などが多いです。
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