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あさゆん見聞録

日々の忍者的なネタとか綴っていきます。

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2/14 潮江素盞鳴神社落成式 レポート

私は友人のびーちゃんを連れて難波に降り立ちました。
素晴らしい晴天です。
本当はJR大阪近辺に停まるバスに乗りたかったのですが、ちょっと他に条件に合うようなバスがなかったんです。
なので、一本で行けそうな阪神なんば線んも大阪難波⇒阪神尼崎を選びました。

……ところで

難波になぜお前がいるんだ…?? 
朝ごはんがまだだったので、ひとまずひとまず、朝マックをしながら作戦会議です。
びーちゃんはビッグブレックファストにアップルパイをつけていました。
どんだけ食うんだこいつ。
写真を撮る間もなく残骸に…

マックのトイレでメイクをしていると、知らない老人に話しかけられましたが、何を言われたのか一瞬わかりませんでした。よーく聞くと、関西弁で
「ねーちゃん手袋忘れたんちゃうん?」
と言っていたようです。
ほ、本場の発音が聞き取れない…だと… 
関西の友人は多いのですが、彼女たちが関西弁で話しかけてきたことは思えばほとんどありませんでした。気を使って標準語で話してくれていたんだね…。
そういえば昔関西人同士が話しているのを聞いて、半分も聞き取れなったことを思い出しました。
さて、下調べの甘い旅行者は時々とんでもない失敗をやらかすものです。
私の感覚では、阪神尼崎もJR尼崎も同じ尼崎だから近くにあるだろうくらいに思っていました。
しかし……

潮江神社まで徒歩41分
尼崎駅から尼崎駅遠すぎだよなにこれぇぇぇ?!?!?
同じ「尼崎駅」じゃないですか!なんで30分(2km近く)離れてるんですか!?
これは文次郎から「鍛錬しろ!!」と言われているに違いないと思いました。

私は今日の作戦をびーちゃんに伝えました。

「潮江神社まで40分歩こうじゃないか」
「別にいいけど色々間に合うんすかあさゆんさん」

落成式は10時開式です。

「徒歩40分ということは、自転車なら15分くらいだろう。なら自転車と同じ速度で走れば余裕で間に合うはずだ!」
「できるか!マラソンかよ!」
「いや、やれる!いけどんしよう!」


タクシーは朝だから捕まりそうにないし、バス停はよくわからないしで正直使いたくなかったというか、普通に走ったら間に合うと信じていました。
この無謀な作戦、もしかしたら半ば付き合ってもらえないんじゃないかと思っていましたが、びーちゃんはもう食べられないとか言つつ、いつの間にかほおばっていたマフィンを口に押し込むと、すっくと立ちあがって言いました。
「ほら、行くよ。イケドンするんだろ?」

うおおおお!こいつ
イケイケメンメーン!!








一応バスがあるかもしれないと思い、バスロータリーを見てみました。

さっぱりわからず、おばあさんが親切に「向こう側にあったと思いますよ」と教えてくださいましたが、アバウトすぎてわからなかったので、あきらめました。
このときも、バスを待つより自分の足の方が速いと信じていました。
「天気がよくて走るの気持ちいいなあ!」
爽やかな青空の下、体を動かしながら私は遅すぎる青春を味わっていました。
運動は苦手ですけどね!!

カモメの大群に遭遇! 
川にかかる橋だけどどうしてカモメがいるんだろう??

奇麗に一列に並んでかわいらしいですね。

横浜出身のびーちゃんが「わあ、みなとみらいのカモメと違って大人しいね!人を襲ったりものを奪ったりしない!」とか言っていて、横浜人どんな怪物と共存してんだ。

成程、この川をずっと辿っていくと、海に出るんですね。

目的地に楽しいことが待っていると楽しいですね。
尼崎の街を、笑いながら走っていました。
その間びーちゃんに10回くらい「落ち着け」と言われた気がします。

びー「寒いよぉ」
私「走ればあったかくなる!」
びー「もう疲れた!」
私「いいか。人にはデッドポイントというものがある。限界まで走れば辛さが消え、心地よい感覚が残るはずだ」
びー「死ぬわ!」
びー「膝が痛いよ……あ、あと300mで左折だよ」
私「なら100m走を3回やるようなもんだな!!」
びー「馬鹿いうんじゃねえ」

見覚えのある地名もちらほら!
30分ほどして、ようやくJR尼崎駅が見えてきました!
もう汗だく…




地下通路を抜けて潮江神社に急ぎます。
さあラストスパートです!!

アミング潮江を過ぎて、幹線道路沿いに進むと、潮江素戔嗚神社の提灯と旗が!
どうやら裏口に来てしまったようですが、その瞬間に、
「これより落成式を始めます」とのアナウンス。
ま、間に合ったああああああああああ!!
ジャスト10時です。




受付で、気持ちだけご祝儀を納めました。
急ぎで袋を用意できなくてすみません。
でも、以前ご親切にしていただいたご恩を返したかったんです。
竣工おめでとうございます!!




見学会に訪れた際、まだ骨組だった神社を見ました。

季節は巡って正反対の寒い冬、こんな立派な姿に。


社殿は、100年後文化財になるように、春日造り、入母屋造りになっているそうです。
(isako's blogより http://isako.blog.bai.ne.jp/)

銅板葺きの屋根が太陽にギンギンに輝いています。
以前職人さんが銅板を貼っているところから見学させていただきましたが、
 
完成系はとっても奇麗。
 
まだ神殿も新しくて、ほんのり木のにおい。
これから少しずつ、100年、200年と年月が染み込んで、深い味わいとともに、今日この日が語り伝えられていくんですね。




大きなストーブが幾つも置いてありましたが凍えるほど寒く、
でも胸の奥はわくわく熱く燃えたぎっていました。




祝詞で奉納品が読み上げられましたが、宮司様が
「忍たま乱太郎で名高き尼子騒兵衛の手による潮江文次郎の絵馬と……」
って言ったところで私のテンション急上昇!
他に、大算盤と袋槍が奉納されたようです!!
どちらも文次郎の必須アイテムですよね。





舞台で、優美な雅楽と舞が納められます。





潮江素盞嗚神社は、素盞嗚尊と玉依姫命の二柱が奉られていますが、
この舞はその二神の姿なのでしょうか?






「ご一同、頭をお下げください」
一斉に頭を下げました。
すると、
「おおおおぉぉぉぉぉぉおおお」
という唸り声とともに、ギギギギィィィィィ…と、扉が軋み開く音が。
何これ恐い

と思いましたが、もしかして神様が来たのかな?と思ったらドキドキしました。
社殿が完成して、きっと神様も喜んでいると思います。
誰だって新築のおうちができたら誰だって嬉しいはずですから!

式の様子。





大絵馬の除幕式、幕引に尼子騒兵衛先生ご本人が参加されます!
あああぁぁぁ望遠レンズの性能が良いカメラがほしい!!





すみません、私のいた位置からは中の様子が見えませんでした。
肝心の絵馬もよく見えません。 




でも、「潮江文次郎」の文字が隙間から確認できました!




なんか、すごいものもちらっと見える  



尼崎の市長さんは穏やかな感じの女性です。
「潮江文次郎さんが、会計委員会とのことで、このような素晴らしいものをいただいたわけですが」と、絵馬についてお話されていて、やっぱり市長様からも公認なんだ、すごいや文次郎!




尼子騒兵衛先生が潮江文次郎と袋槍に触れながらお話されました。
あいふぉんちゃんで撮ったのと、位置が悪かったため、写真暗くなってしまったのが悔しいです……!!
「こんなに大きな絵を描いたのは初めてで、興奮しました」
「潮江文次郎というギンギンに忍者しているキャラクターがいるのですが、その名前をこの潮江の地から取りました」

メモがうまくいかなくて断片的な記憶しか……
先生のお声を聞けた幸せで私舞い上がってて。


周囲のご年配の方々からは「可愛い人だねぇ」と声が上がっていました。
今度は、高田馬場駅の鉄腕アトムみたいに、尼崎の壁画を忍たまにするとかいかがですか!あの、地下通路とかっ!!



珠算連盟(正式名称が長くてちょっと書けないのですが)の会長さんも、潮江について触れます。
「潮は海を表し、江は入江を表す。ここは昔海でした。尼崎市内の66の神社は、海から町を守るためにできたんじゃないかという説があります。」

歴史のお勉強になりますね!!
潮江神社はっぴも六年生カラーなんですよね。





珍しい算盤型賽銭箱!!可愛い!

しかもパチパチできますよ!お賽銭計算しながら入れられますよ!(?!)
忍たまファンとかじゃなくても、これは観光名物になりそうです。 










そして…
想像以上に可愛い文次郎の大絵馬!!

文武両道の素戔嗚を表すかのごとき算盤と袋槍!
そしてこの笑顔である。 
手とか逞しくて、指長くて、でも表情は少年で、潮江先輩なんなんですか…ほんと(頭抱)
ちなみに文次郎の周りに散らばる図形ですが、なんと和算の数式になっているそうです!

検索するとネットでも出てくるみたいですよ。ここも尼子先生のこだわりなんですって(笑)






こちらは袋槍と大算盤です!
算盤すごい大きい!
袋槍初めて見た!!

大算盤はお触りOKでした。

ついったーにこの写真上げたら、優しく触る手つきがエロいとか言われてしまった…。
確かに、愛しげに触れましたけれど!





絵馬やお守りをゲットすべく並んでいると、
「忍たまのファンの方いらっしゃいますか!!」
と声をかけられ、なんとなく手を上げてみましたら、
背中を押されて、何かと思っていたら……
目の前に尼子先生がいらっしゃいました。

小さなころから、先生はトクベツな存在でした。

大好きだったアニメ忍たま。
初めて買ったコミックスも落乱でした。
漫画家を知らなかった私は、「そーべー」というキャラがいると思っていて、
その方が実在したことに驚いたものでした。

夕方に、兄弟たちと「忍たま始まった!」ってTVの前に座って勇気100% をうたったこととか、
きり丸に憧れて、「忍者ごっこだ!」って公園を飛び回ったこととか。
たくさんの思い出を私に作ってくれた手が、
優しく握手をしてくれました。

嬉しくて言葉にならなくて、正直何をしゃべったのかわからないほどでしたが、
小さい頃から大好きですって、言えました!!!

わたしはとてもしあわせです。なんてしあわせなんだろう。
尼崎に来てよかった、と思いました。



お話もしましたが、正直頭まっしろ。
潮江神社の大木が、市の記念物だとかそんな話をしたかと思います。

ファンの中にはお着物で来ている方とか、絶対年季の入ったファンだなって方々もいました。
私は濃いほうの意味でファンになったのがまだ浅いので、おどおどしていました(笑)
「先生お久しぶりです~」みたいな感じの人もいたし……!





尼子先生が「算盤型の賽銭箱見た?お金入れたくなるでしょう(笑)」
って言ったので……

ありったけーの♪
こーぜにー♪
かきあーつーめー♪
<※小銭入れの中身全部>
シュートぉぉぉぉぉ!!!

お願い事は
「たくさんのファンや、歴史に興味のある方、信心深い方たちが、この神社を訪れますように!」



さらに、ずっとお話をしてみたかった七松神社の宮司さんとお話をして…
駅まで道案内して頂く贅沢まで!!
気さくで忍たまに私より遥かに詳しくて、
「ほら、浜ですよ」

「浜くんのモデルが誰か知っていますか?」
いや、知りませんよ!
「えっ、知らないの?! 前内くんだよ」

前内くん。確か前任の忍ミュのケマトメ役ですね…
私第五弾からしか見てないんです!新参者ですみません!?

忍たまのクイズみたいなの出してくると聞いてはいましたが
難問過ぎだろ……!!

七松神社またいこう…(号泣)







それでは戦利品のご紹介のコーナーです!



落城式に参加したら紅白饅頭と赤飯もらってしまいました…!! 
おいしそう!!でもラーメン屋入ってしまいました!
なんか量多いですね……!

御朱印帳。
御朱印帳とは、自社を巡った際に書いてもらう参拝の証で、神様の分身として扱うべく大切なものです。
この六年生色の御朱印帳を、尼崎の神社でいっぱいにして見せます!
楽しみ!!



お花の手作りストラップ
御朱印帳が出来るのを待っているとき、
「はい、これオマケ。90歳のお婆さんが作ったお花だよ」
って、社務所のおばあちゃんがお花をくれました。まだボンドをくっつけたばっかりで、冷たい手に乗せたら、なんだかほっこりあったかかったです。

わたしね、ただ潮江文次郎が好きってだけで夜行に飛び乗ってここに来たわけじゃないんですよ。
ここに来るとね、たくさんの「ほっこり」をもらえるんです。





算盤絵馬! 
七松神社のように、文次郎のお持ち帰り可能な絵馬はありません。
尼子先生が「皆さん絵を描かれると思いますので、描いて行ってください」と…
うぅ…潮江絵馬欲しかったなぁ!






以上です!!
お昼ごはんを食べたら、ちょっとだけ地名めぐりができそうだったので、
レポートのリクエストをついったーで募りました。
次回は、落成式後の尼崎→神戸→大阪→東京をレポートします!
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プロフィール

HN:
あさゆん
性別:
女性
趣味:
小説
自己紹介:
ゆんと申します。
忍たまが大好きです。
特に六年生が好きですが、全キャラ愛してます。

ブログでの活動は、忍たま的な実習、実験、旅行などが多いです。

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