あさゆん見聞録
日々の忍者的なネタとか綴っていきます。
京まふ アニソンパレード公開録音「犬猿コンビ参上の段」レポート
- 2015/09/20 (Sun) |
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西日本最大級アニメの祭典、京まふのイベントの一環として、
烏丸御池にあるNKH放送局で、「アニソンパレード60分生放送」の無料公開が行われました。
座席・立ち見含め、200人ほどの人が無料公開の観覧をしました。
司会:NHKアナウンサー 丹沢研二
ゲスト:京都国際ミュージアム研究員 應矢泰紀
声優 潮江文次郎役 成田剣
声優 食満留三郎役 鈴木千尋
声優 食満留三郎役 鈴木千尋
大好きなキャラクターの声優を目当てで行った私ですが、収録中の様子が見られて、とても勉強になりました。
本当にタイムキーパーのハンドサインとか、支持書いた紙出すとかするんですね!!
これからレポートする内容は、そっとメモしたものの言葉の断片や、友人たちの記憶をもとに組んで作ったもので、実際にしゃべった内容と一字一句合っているわけではありません。
誰が言ったこと、なども間違っているかもしれません。
調べて継ぎ足した部分もあります。
調べて継ぎ足した部分もあります。
雰囲気だけでも感じていただけたらと思います。
ラジオ収録前の説明で、丹沢さんが
「声優さんの登場までに少しトークの時間をいただきますが、生卵をぶつけたりしないでください。生卵お持ちの方いませんよね?手裏剣とか苦無とか持ってませんよね?」と言ったとき、
「ゆんさん持ってそう!」
って後ろの立見席から声を揃えて友人が言うのが聞こえました。
ええ、持ってますよ。
収録が始まる際の、ピンと張ったような空気。
出演者と、観客の緊張も高まります。
先ほど自己紹介してくれた柔らかな口調とは違って、丹沢さんはラジオやテレビでよく聞くアナウンサーのようなクリアな声で司会を始めました。
20年以上アニメを研究している應矢さんは、自己紹介時
「アニソンはアニメには欠かせない存在。改めて昔のアニソンを聞くと当時のことを思い出したりする。アニソンとは時代の鏡です。NHKラジオは夢があふれるものが多い。」
と語りました。
アニソンパレードとのことで、NHKに関わるアニソンが時代順に紹介されました。
1978年 未来少年コナンOP「いま、地球が目覚める」
宮崎駿監督の、初めてのテレビアニメ監督作品。非常にこの作品にこだわりを持っており、キャラデザ・絵コンテ等一人でやった。
コナンは足の親指と人差し指で飛行機の翼につかまるなど、コミカルな動きをする。手に汗握るような作品。
1990年 不思議の海のナディア「ブルーウォーター」
総監督はエヴァンゲリオンで知られる安藤英明。
宮崎駿とは関わりがあり、風の谷のナウシカの巨神兵のシーンを、安藤英明が担当した。
1995年 飛べ!イサミ「ハートを磨くっきゃない」
NHK初のオリジナルアニメ。新撰組の子孫にあたるという設定で、京都にもゆかりが深い。
今までのアニメはディズニーを意識した作りをしていたが、人間の重力をある程度無視し日本独自の技法により、実際の人間よりも滑らかに動く。
1998年 カードキャプラーさくら「Catch You Catch Me」
1998年 カードキャプラーさくら「Catch You Catch Me」
普通の魔法少女は同じバトルスーツに変身するが、ほぼ毎回新しいコスチュームが登場するためか、女性ファンが多い。コスプレファンからも根強い支持がある。
ネットが普及し始め、萌えという言葉が登場した時代のアニメで、さくらは萌キャラクターとして欠かせないものとなった。
原作者グループ「CLAMP」は京都・大阪の出身者。
京都はクオリティの高い作品を作るアニメスタジオや、アニメ系の大学も京都に多くあり、東京ではなく京都で活躍したいという人も多い。
1993年 忍たま乱太郎「勇気100%」
23年目になる、NHK最長寿アニメ。
オープニングテーマは、今まで6組のアーティストが歌い継いできた。
勇気100%の紹介になったとたん、観客からはっと息がこぼれたり、口元を押さえる人も見られた。
丹沢さんも「会場の雰囲気がふぁぁと変わりましたね!」とコメントをしました。
音楽が流れると、乱太郎・きり丸・しんべヱが登場!(きぐるみ)
かわいいダンスを披露し、前の席までハイタッチに来てくれて盛り上がりました。
ファンの中には曲を聴いた瞬間に感極まって泣き出す人も。
「それでは、今度は忍術学園の上級生に登場してもらいましょう」
会場の雰囲気がぱっと期待の空気に満ちました。
「ギンギーン!」
聴きなれたあの声が会場に響きます。
登場した成田さんと、鈴木さんを拍手と歓声が迎えました。
成田「ギンギーーーーン!」
鈴木「ンンッ!」←?
成田「おい、留三郎、見ろこの群集を!これは忍術学園一鍛錬をしている俺を見に来てくれているに違いない!みんなありがとう!」
鈴木「鍛錬鍛錬うるさいぞ文次郎!忍術学園一の武闘派の俺に会いに来てくれたに違いない!」
成田「何をぬかす留三郎!」
鈴木「やるか!勝負だ!」
成田「ギンギ~ン!」
機械を通さない肉声です。
微かな息遣いもそこにあります。
まるで、目の前に文次郎と留三郎が来てしゃべっているようです。
トークタイムに入ります。
丹沢さんと、應矢さんが二人に質問をしました。
Q:潮江文次郎は難しいんじゃないですか?
成田「彼は15歳(強調)ですから、少年らしさを意識してやっています。僕は51歳ですが。文次郎は、まっすぐ突き進む、熱血。裏の黒い部分がまったく無い役なので。真っ白です、彼は」
成田さんにとって、文次郎はとてもきれいな心の少年なんだなということがわかりました。
鈴木「食満も真っ白な役ですよ。熱血ですが、心は熱く頭はクールに、を気をつけています」
Q:「この声で行こう」と決めるのに時間がかかりますか。
成「そんなに時間はかからない。性格などを考えて自然に出てくる」
鈴「台本を見ると声が聞こえてくる。考えるな、感じろ」
二人が、23シリーズ「予算を減らせ」の再現をやってくれました。
「文次郎!お前は用具委員会の重要さをわかっていない!!」のところです(すみません台詞は覚えていません)
アニメとはまた違い、声優さんの表情が見えます。役に入って、身振り、手振りしゃべっているので、きっと目の前に文次郎と留三郎がいたら、と三次元と二次元を重ねてしまいました。
声優さんの声は独特で、圧倒されます。
應矢さんは「声にオーラがある」と感想を言いました。
成田さんは声優28年目。若いころは「成田君は暗い、影がある」と言われ、孤独で綺麗な青年役が多く回ってきたそうです。
「貴様、私を誰だと思っている」
何のキャラクターかはわかりませんが、低くて、低音の綺麗でかっこいい声を実演してくれました。文次郎とはとても思えない、ほのかに甘みのある色っぽい声。声優さんってすごい!
應矢さんは「女性が憧れ、男が嫉妬する声ですね」とコメントをしていました。
鈴木さんは、デビュー当時は優等生が多かったがいろいろやるうちについに動物とかもやるようになりました。
披露してくれたのは、どれも熱い声。本当に地声の高い人なんだなということがわかりました。
「俺は悪くねえ!」って誰のせりふなんだろう。
鈴木さんは、「アニメは落語だと思っている。シリアス落語」と語りました。
犬猿の二人は、6月発売のデュエットソング「手裏剣と風と雲と好敵手」を生で披露してくれました。
二人とも、CDで聴くよりも声がとても綺麗でした。
鈴木さんはノリノリで、「みんなー!盛り上がっていくぞ~!」と振り付けも大きく、アイドル留三郎でした。
3番のデュエット部分では、二人が向き合って、見つめ合って、ついには肩を組んで歌っていました。
そりゃ雷雨にもなりますよね。
実際に聴くと、CDよりずっと熱い。心が震えて汗びっしょりになってしまいました。
犬猿ソングの発端は、20周年のスペシャルラジオで、雑渡さんのキャラソンを聴いて、成田さんが「いいな、私も歌いたいな」と言ったことから実現したそうです。
レコーディング現場では、二人とも向き合って相手の目を見て熱く語るように歌ったそうです。そうすることでよりライバル意識が燃え上がり、互いに刺激を与え合いながら、どんどん盛り上がります。
特に、三番に向けてはCDでもどんどん見詰め合う感じに変わっていきますが、実際現場でも、二人もどんどん近づいていって、息がかかるほどになるという珍しいレコーディング現場になってしまったそうです。
鈴木「収録では、僕声が高すぎて、当日キーが変わって、成田さんが高いほうにあわせてくれました。ありがとうございます、先輩」
丹沢「息ぴったりのデュエットソングを披露してくれた二人ですが、プライベートでも仲がよいんですか?」
成田「プライベートでは仕事の時しか・・・あ、ちょっとこの後メアド交換しますか」
アニメソング、忍たま「風を切って」 バクマン「ブルーバード」の曲を流す間、ラジオでは非公開のフリートークが始まりました。
成田「京都5年ぶりなんですけど、新しい靴はいてきたんですね。今日は靴擦れが痛くて痛くてしょうがないんですよ。そのせいかなまちがえたの!そのせいかな!靴擦れのせいにしちゃう」
鈴木「僕は昨日早く来て清水寺に行ってきました。二年坂があるんですが、そこのみたらしだんご食べたくて食べたくて食べたくて食べたくて!日本一おいしいと思っています」
應矢「アニメは歴史が深いですが、どんどん進化している。アニソンも名曲が生まれている」
成田「今日は楽しかったです」
鈴木「生で歌う、生でせりふを言うってなかなかないですからね」
あな「二人が入場した時、会場の雰囲気がフワァァって変わったんですが、ファン熱ってすごいですね」
60分間のアニソンパレードですが、境界のRINNE「トキノワ」を流して、収録終了となりました。
丹沢「放送上はこれで終わりですが、この後もトークをお楽しみください。
應矢「二人とも、カラオケとか行くんですか?」
鈴木「行きますよ~。アニソンも歌います。エヴァとか、魂のルフランとか、僕は女性ボーカルのほうが楽なんですが、夜の3時くらいから」
應矢「元気ですね」
鈴木「元気元気っ!」
成田「僕はカラオケは最近もう歌わなくなっちゃったけど好きです」
丹沢「何歌うんですか?」
成田「えー・・・昭和の、70年代80年代の歌とか」
應矢「ラジオ聴いてるひとは裏でこんな話してるとは思わないですよね」
丹沢「きれいに終わりたいからね」
女性ボーカルのアニソンを深夜に歌ってカラオケパーディーする留三郎と、「え~、俺は歌わんぞ」とかいいながらしっとり昭和の歌を披露する文次郎を
想像したら、なんだかしっくりきて面白いですね。
「放送終わるとホッとしますね~」と和やかな雰囲気になっていました。
【質問コーナー】
会場の視聴者からの質問に答えるコーナーです。
Q:成田さんから見た文次郎は?
成田「まっすぐで、一本気、曲がったことが嫌い、信じたら突き進む、ある意味不器用、とてもまじめな青年です」
丹沢「白と黒どっちの役が好きですか?」
成田「白には白の面白さ、黒には黒の面白さがありますが、白かなあ」
Q:鈴木さんは最近うれしかったことはありますか?
鈴木「京都に来れたこと。小野篁という、安倍晴明の対になる人たちの寺に行ったのですが、地獄につながる井戸を見て独特の雰囲気にぞくぞくしました」
丹沢「鈴木さんは霊感があるんですよね」
鈴木「え~、その話しちゃう?毎週土曜になるとアパートに霊が来たんですよ。今は引っ越しましたが」
成田「男ですか女ですか」
鈴木「おじさんの霊です。のしかかってきたり」
成田「何かされませんでした?変な趣味のおじさんとかじゃなかった?」
鈴木「何かって・・・鏡の中から手が出てきたり」
丹沢「それが成田さんだったってことはないですか」
成田「実は僕です」
鈴木「鏡の中からず~っと」
成田「成田です」(鈴木さんに襲い掛かりそうなモーション)
鈴木「わ~」
成田「お前もか~」(丹沢さんにも襲い掛かる)「お前のそのカツゼツがほしい~~!」
Q:成田さんと潮江の共通点は?
成田「全然似てません。白いところは似てる。なんですかその疑いのまなざしは!」
Q:鈴木さんと食満の共通点は?
「武闘派じゃないけど、後輩には優しいです。困ってることがあったら相談に乗ったり。舞台になると食満モードで叫びまくっています。元々声は細いタイプなのですが、食満になると腹から声が出てくる。湧き上がる衝動!」
Q:鍛錬はおすきですか?
成田「大嫌いです。つらいから。でも、好きなことに対しては打ち込みます。できるまで泣きながらやるタイプです。できないと苦しくてすぐ泣いちゃうんですけど。小学生のころはハーモニカーとかできなくて、でも吹けないことは悔しくて、吹けるまで練習しました」
丹沢「声優の鍛錬とかは?」
成田「走りました。20代の頃ですが。代々木公園のグラウンドを2時間走って、マット運動した。ジャニーズのようにバク転とかできればよかったけど習得できませんでした」
鈴木「おれ前転できるよ」
成田「飛び込み前転?」
鈴木「や、普通の・・・」
丹沢「今潮江とと食満みたいでしたね~、バチバチバチって!鈴木さんは?」
鈴木「バランスボールとか、呼吸が大事なのでヨガの呼吸とかやってます」
成田「今度教えてください」
鈴木「いやいやいや先輩~;;;」
Q:食満として潮江に一言
鈴木「文次郎、お前いつもギンギンって言ってるけど、なんでギンギンって言ってるんだ?」(食満モードで)
成田「お答えしましょう。彼の一部分がたぎるんです」(会場が変な空気に)
鈴木「心がですか?」(フォロー)
成田「充血するんです」
鈴木「・・・心臓ですか?」(フォロー)
成田「・・・まあ、そのあたりです。絶頂ですよね。興奮の絶頂です。上り詰めたところでギンギーン!!若さの証といいますか」
丹沢「放送は終わっています。ここ重要です」
Q:親友になるなら、六年生の中で一番最初に友達になりたいですか。
成田「僕だったらけまだな・・・(うっとり)」
鈴木「えっ、いいんですか」
成田「お前を愛しているのさ」
(会場ざわざわ)
鈴木「えええっ、そんな設定があったとはつゆしらず」
成田「今日は作家先生も来ているから言っておかなきゃと」
「僕も、やっぱり同質の前方時、と言いたいところだけど・・・やっぱり・・・もんじろうかなあ(ささやくような甘い声で)」
(会場拍手)
成田「美しい」
鈴木「けんかするほど仲がいいと言う言葉がありますからね!本音で言い合える仲」
丹沢「おや、雲が・・・」
鈴木「雷雨かな?」
声優さんのこんな裏話も・・・
成田「たまに僕は中在家長次の笑い声をやっています。演出さんそういうことを平気でやるんで」
丹沢「えっ・・・」
鈴木「という夢を見たかもしれないなって話かもしれませんね」(焦り始める)
成田「善法寺伊作もやりました。息だけ」
鈴木「夢の話です!現実の話ではありません!みなさん、ちゃんと担当の声優さんがやっていますよ~、だいじょうぶですからね~!」
最後はサイン入りポスター(5名限定)争奪ジャンケンでポスターを奪い合いました。
成田さんのジャンケンには半分以上生き残れましたが、鈴木さんは強く、一人を残して全滅していました(笑)
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プロフィール
HN:
あさゆん
性別:
女性
趣味:
小説
自己紹介:
ゆんと申します。
忍たまが大好きです。
特に六年生が好きですが、全キャラ愛してます。
ブログでの活動は、忍たま的な実習、実験、旅行などが多いです。
忍たまが大好きです。
特に六年生が好きですが、全キャラ愛してます。
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